子供嫌いは非国民という一部の風潮について

年金05

今回の記事はDINKS世帯(笑)御用達雑誌アエラよりです。

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 これだけは断言できる。女子にとって今、最もNGな言葉は、「子どもは欲しくない」。
国も推し進める出産礼賛な空気のなか、そこに疑問を持つだけで肩身が狭い。
 猛烈にパソコンのキーボードをたたき、電話をかけまくり、仕事をさばいている時に限って、それはやってくる。

「きゃー、かわいいーーー」
 職場の女子が一斉に席を立って、赤ちゃんを連れた同僚を囲む。女性の多い職場の恒例行事、育児休業中の顔見せだ。子どもが好きではないAさん(30)にとっては、つらい時間が始まる。
横目で群れの様子をうかがいながら仕事を続け、不信感を持たれないギリギリのタイミングで輪に加わる。できるだけ自然な笑顔をつくらなければ。

「昔から苦手なんです。結婚も出産も人生のプランに入れないと決めてきました。もちろん顔がかわいいと思う子はいますけど、子どもなら誰でも『かわいい』とは思えなくて…」
 産後も仕事に復帰できる環境があることも、ワーキングマザーが増えることも素晴らしいことで、否定するつもりはない。でも、そのシステムを維持するための“黄金のルール”が息苦しい。
 女性のメンバーは独身のときから、女性上司に細部にわたって“指導”を受けるのが決まり。
理想の男性像にはじまり、夫婦だけの新婚生活の大切さ、産むタイミングなど。特に出産時期については、自分の体力やキャリア、保育園への入りやすさ、職場の繁忙期や同僚の育休時期とかぶらないことなど、諸条件をクリアしていることが大事なのだ。

 そんな高度なテクニックの話題を前に、子どもを産みたいかどうかという問題は一足飛び。
産める可能性があるなら産みたいはずだ!というプレッシャーさえ感じる。「子どもが嫌い」なんて、口が裂けても言えないし、悟られることすら恐ろしいという。
 都内の会社に勤める独身のBさん(28)も、年末年始に帰省した地元の女子会で地雷を踏んだ。

「子ども欲しくないの?」
 結婚したがらないことを不思議がる友人に、こう答えた。
「欲しくない」
 その瞬間、場が凍った。
「『今は』という意味だったのに、もうモンスター扱いですよ。『出た!これだからわがままな独身は!』って怒られました」

http://dot.asahi.com/aera/2015020700020.html

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