「結婚して一人前」?甘い甘い

化石上司の一言 「結婚して一人前」はセクハラ、パワハラだ!【江上剛】

上司がストレートに言います。『人間は結婚して一人前』と。独身で気楽に生きていくというのはいけないことでしょうか」

イマドキ、そんなことを言う上司がいるんだね。化石ものだ。それはいまや女性に言えば、セクハラであり、男性に言えばパワハラってことになりかねない。

→いや、勤め先はこんなモンでは済みませんぜ。結婚しないやつは童貞野郎と酒の場で罵られ徹底的にイビられますぜ。結婚しても式を内輪だけでやったり、式自体をやらないと滅茶苦茶上司に不興を買いますぜ。もちろん上司に仲人や挨拶をさせるのが良い部下の証というか部下の義務という・・・え?昭和の話だろって?いや、私は何年か前にに式を挙げずに結婚したらクソミソに言われましたぜ。勿論2010年台ですぞ。

「職場の花」はもはや死語

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【書評】「東芝 粉飾の原点 内部告発が暴いた闇」の暗すぎる闇

日経ビジネスオンラインの「800人の証言で掘り起こす東芝の“闇”」を読んで、かなり危険なきな臭い空気が漂っていたので買ってみました。

 

まずは東芝内部にどのような問題があったかを書き並べていきましょう。

・西田+室町(PC,半導体派)と佐々木 (原子力派)の軽電vs重電の派閥抗争。

・過去の成功にすがって権力の座にしがみつく長老たち、過ちを認めないがために軌道修正もできないまま墜落軌道にきりもみ状態で突入する名門企業の断末魔

・リーマンショックや福島第一原発事故などの「外乱」に対して脆弱な事業体質、「デュアルモノカルチャー経済」とでも言うべき極端かつ脆弱な経営体質。

・リーマン・ショック後、西田が事業撤退を社内カンパニーにちらつかせながら「チャレンジ」目標の達成を強要していた。

・原子力畑出身かつ豪傑タイプの佐々木氏時代には原子力ルネッサンスに踊りつつPC半導体事業へのコスト改善を怒鳴りながら強要するという派閥抗争の延長線上とも言うべきパワハラを実践。これが下流へとエスカレーションしながら伝播していった。

・2006年に原子力ルネッサンス時代にギャンブル性の高い米大手原子力メーカー「ウエスチングハウス」の買収を時価総額の数倍という法外な値段で行い、「のれん代」の計上が大きなプレッシャーとなっていた。

※のれん代とは飲食店ののれんの如く、それ自体には価値は大してないが、屋号のブランド力や将来の収益性を見込んでの買収額のうち実資産価値を上回る分を指す。プレミア価格分とでも言えば良いか。

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