八丈島~青ヶ島 最果ての秘境ツアー その7【青汁って言うな】


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ここまで半日ほど青ヶ島のウォッチングをしていて、あまりに突っ込み所満載で面白いため、釣りなんかどうでも良い気分になっていた自分であるが、せっかくここまで道具を担いで来た訳なので釣りに取り掛かることにした。

しかし、孔明にやられたせいで散々時間を食ってしまい、港に辿り着いて準備を終えたのが既に4時近くとかなり遅い時間にもつれ込んでしまった。

今回はメジナ程度を釣れる装備を見込んで用意してきており

竿:磯用釣竿AERNOS 磯1.5号

リール:ブレーキレバー付きスピニングリール 3000番級

道糸:磯用ナイロン製2号(リールに巻く糸)

ハリス:磯用フロロカーボン製3号(仕掛けをつける糸)

針:万能グレ針6号

その他 ガン玉おもり、ウキ、ウキ止めなどなど

といった装備で挑み、メジナ程度なら普通に釣れる・・・はずだったし、装備も別に間違ってはいなかったのだが・・・この海はいろいろな意味で自分の想像を超えていた・・・

ちなみに、全部まともに買うとかなりお値段が張るので、リールは中古の格安品を、竿や糸は近所の上州屋で期末決算セールで値引率の高い奴を選んで買って節約、メーカーはシマノで揃えたが、結果を考えるとまぁ悪くは無かったと思う。竿は軽くて糸が通しやすく個人的には結構扱いやすかった。

竿を組み立てて糸を通して針を結んだハリスと道糸を結束し、ウキ、ウキ止め、オモリをつけて餌をつければ準備完了なのだが、餌のオキアミがガチガチに凍り付いていて、全然バラけない。しょうがないので糸切り鋏を上から突き立てて凍ったままのオキアミを少しずつ削り取るようにしてバラし、日なたに置いて解凍させる。

しかし、日がかなり傾いていたのでなかなか解凍しない、しかも今日中にオキアミを使いきれるとも思えないので、下手にブロック丸ごとを解凍するわけにもいかずと・・・しばらくして何とか針に付けられる程度に解凍できてきたので、様子見に仕掛けをこの青汁海と命名したいくらい青いに放り込んでみた。

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ところで青汁って青くないよね・・・あれは緑汁だと思うのは自分だけだろうか

ここの埠頭の周囲の海は島からすぐ近くなのに平気で30~50m位の水深があるらしく、いくら糸を送っても全然底に着かない。かなり送り出してから底に着いた手ごたえがあったのでしばし放置、二・三回餌を替え、竿を振ったところでガクンと激しい手ごたえが来る・・・というか体が持って行かれそうになった。凄い力で左右にぶんぶん竿が振られるので、前かがみになりながら踏ん張ってリールのブレーキをかけてみたところ「ギャビビビビビビという凄い音がリールからして、「バツンッ」って感じで糸が切れた

何だよ・・・これ・・・・一体どんな化け物がかかったんだ?ヽ(´Д`;)ノ

あー仕掛け作り直しかーめんどくせーなーと思いながら糸を巻き上げたところ、ご丁寧にウキとウキ止めの間の部分で糸がぶっち切れてくれていてウキが糸から外れてぷかーっと流れていった・・・(´・ω・`)

まぁ・・・ここは投げ釣りをする必要も全く無いので別にいいのだが・・・初っ端でこれはかなり気分がダウンする。

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その後2,30分ほど釣っていたが、釣れたのは↑だけ。

そしてまた「ギャビビビビ バッツーン」で道糸がぶっちぎられる。

もう勘弁して・・○| ̄|_

翌日になって判ったのだが、この辺りは60cmオーバー級の化け物がうようよしているらしく、40cm級程度の獲物用の自分の装備では完全に力不足だったようだ(´・ω・`)

糸を切られまくりでブルーになってきたのと日没が近づいてきたので今日は引き上げる事にする。

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ちなみに、事前調査で知ったのだが、ここの海での夜釣りは滅茶苦茶危険らしい。

サメが夜間この近辺に近づいてくるので、暗闇の中でサメを釣ってしまうとなかなかホラーというかカオスな思いをする事になるのと、大量のダツ(秋刀魚の仲間、ひょろ長くてカジキマグロのような細長く長い口を持つ)がこの一帯には生息しているので、ヘッドライトの明かりに反応して矢のように水中から飛び出して槍のような口が人間の体に突き刺さって大怪我をするとか。翌日そのダツさんとは嫌になるほどご対面する事になるのだが・・・

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集落に戻って十一屋に立ち寄り、ロックアイスとオキアミの残り冷凍庫に預かってくれませんかーと頼んだところ、裏の冷凍庫に入れていいよーと快諾して頂いたので冷凍庫に入れて宿に戻る。

宿で風呂に入って晩飯を頂き、同じ宿に泊まっていた宮崎から来たという観光客の親父さんと青酎を飲みながら色々話をする。何でも岡山の学生服メーカー(岡山には学生服メーカー大手三社が集まっているらしい、戦前は軍服の生産地だったので民需転用という事で制服を作り始めたとか)の方で、五十を過ぎてから離島巡りを趣味していて、連休があると島を巡っているとの事。

長崎や鹿児島の南~琉球列島付近はかなり回っているのと、TV番組「鉄腕ダッシュ」で青ヶ島のソーラーカー巡りをやっていたのを見たのがきっかけで今回の連休はここに決めたらしい。

そう言われて思ったのだが・・・自分が青ヶ島を知ったきっかけって何だろうか・・・

・・・

・・・・・

・・・・・・・・・・・

思い出した!

深夜番組の「ブラックワイドショー」という番組で青ヶ島を取り扱っていたので初めて知ったのだと思う。

ブラックホイッスル

この番組の名物コーナーに「ブラック ホイッスル」というコーナーがあって

三浦風紀委員

要はしょーもない下半身のダメ犯罪事件で捕まった男の記事を取り上げて、その犯罪者の身代わりであるテディベア「身代わり君」を三浦理恵子と謎のロシア人少女?のナターシャがセーラー服姿でボコボコにしておしおきをするという物凄く下らないコーナーなのだが

青ヶ島で発覚しました

ここで自分に強烈なインパクトを残したのが、「東京都 青ヶ島村 村役場 総務課 課長I氏」のやらかした事件

I容疑者

高2に4万円

何でも公費で出張して高校生を買春したと・・・

ヘリと飛行機を乗り継いで

売春の疑い

わざわざヘリ→飛行機と乗り継いで都心まで買春出張をしたという意味不明なゴージャスさに当時の自分の頭の仲では「?」マークが5つほど並んだのだが、今回訪島してヘリを使った理由はよく分かった。

確かにこの島からの出張にヘリを使うのは当然だと思う。買春は当然論外だが・・・

ガーデン荘でこの話をしたところ「あーあの事件か、『あいつはバカだった』と青ヶ島村の村長が言っていたな」とな。

村役場一号

役場の携帯電話で買春の連絡を取っていたのが足がついた原因という時点でそんな事は分かっていますよ。

もちろんこの件で例の課長はクビになったとの事。

なお、番組の中では、課長はこういうお仕置きを食らっていた。

ナゼスケベ

お仕置き

青ヶ島の第一印象って初っ端から最高最低だったんだなぁ・・・とブラックワイドショーを見直して感慨深い物を感じた( ・∀・)

かくして突っ込みどころ満載の一日目は終わり、更に狂乱怒涛の気が深まる二日目に続く。

八丈島~青ヶ島 最果ての秘境ツアー その7【青汁って言うな】” への2件のコメント

    • また青汁を見に行きたくなったじゃないですか(笑)

      いいですねぇー離島。うんうん。

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