こちらスネーク、よくわからない理由で解雇された。指示をくれ。

前回からの続きです。

何と横田増生氏、12/3に突然ユニクロから解雇されたそうです。

何でも店長室に突然呼び出され、そこに居たのは本社の人事部長。ユニクロで定められた定形挨拶の後「本来なら、14時出社と伺っていたんですが、今は55分ですね。(5分を)給与に反映させていただきますので」というホワイトアピール。

で、先週の記事を書いたことについて確認が取られ「そうです」と答えた所「当店を退職するご意思はないんでしょうか?」と聞かれ「ありません」と答えたところ「論旨解雇」を言い渡され、理由を尋ねると「故意または重大な過失により当社に重大な損害を与え、または当社の信用を著しく傷つけた時」に論旨解雇か懲戒解雇にするという就業規則に該当するとの事。

「記事に間違いがあるのですか?」と、虚偽の内容を流布した事に対する処分なのかと聞いた所

「記事の中身は見ていない」「間違っているかはお答えできませんし、お答えする必要もありません」

をエンドレスで返してくるのみ。

いっそ事実であると認めて、問題点や改善点を聞き出したほうがよっぽど業務改善になると思うのですけどね。

前篇を読んで思った改善点としては

・レジの天井部にスポットクーラーをつける

・レジに一脚の椅子を投入

・足に血が下るのを軽減するため、ゲートルやサポーターを支給する

・氏が提案したように免税品カウンターを解りやすく外国語で誘導する

・感謝祭のような極端な混雑が見込まれる時期はセルフ梱包のカード決済専用の簡易レジを増設する、可能かどうかはともかく、無人レジも検討してみる

・荷受けも機械化や簡略化するためのツールなどを開発する

・在庫管理システムをICタグなどを使ってPOSで物理的な位置検索が一発可能なようなシステムを構築

辺りですかね~

昨年値上げ後に売上が低迷した事について柳井社長は「ノベルティが不足していたから」と結論づけていたと記事内で書かれていましたが、私は横田増生氏の見解と同じく「高いユニクロなんか買うやつは居ない」という説を支持したいと思います。

あとですね、記事を読んで感じたのは「人に優しくない職場」という印象がしました。働いている人の不自由や不便や苦痛を、その人の努力や能力や根性でねじ伏せるというやり方なんだなというか、柳井流ってそういうやり方ですよね。

実際に現場のオペレーションはガチガチに定めてられており「店頭品切れ品の在庫確認は5分以内に済ます」と店員に命令したはいいもの、そのバックヤードが去年は売れ残りの山でカオスな状態で、とても時間内に探すのは無理な状況だったようです。それを柳井流に解決するとなると「ダンボールの中身と場所を場所を全部覚えておけばいい」という意識高い系解決策となるのでしょうか。

しかしそんな事を要求して対応できる超人はそうそういるとは思えませんし、それについて来れない人がどんどん辞めていくから離職率の高止まりという現象が続いているのでしょう。

感謝祭の修羅場対応のため(中抜き分)コストの高い派遣さんや本部の人間も応援に入れていたみたいですが、むしろ慣れていない人を入れることによって現場が混乱していたそうです。

となるとユニクロの問題点は結局はワタミと同じで、単価も利益率も低く、店舗維持費などの固定費が高い小売り業に、意識高い系の要素を付け加えて末端の人間に超人である事を求めた辺りにありそうです

給料自体は業界的には結構良いみたいですし、アパレル業界名物の自爆営業も無いようですので、相対的に見ればホワイトとは思いますが、業界トップ企業としてもう少し人に優しく定着率の良い環境を業界全体として作って行ったほうが良いのでしょう。

さて「労働環境の実態事実を書く=ユニクロの信用を著しく傷つける」という解釈をしているとも捉えられる今回の対応、今後ユニクロが「事実を書かれても問題ないレベルに職場を改善」をするか「アカ狩りみたいな事をガチガチにやる組織にする」のかどちらに舵を切るか見ものです。

 

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