PCデポの詐欺的高額サポート料金炎上事件で思ったこと

PCデポがお年寄り相手に詐欺まがいの月額1万5千円も取るPCサポート契約を結んだ挙句、気づいた家族が解約を求めた所、解約料として20万円もの大金を請求されたとして大炎上した事件ですが、先日私がUQ WiMAXを解約してDOCOMOに乗り換えた際にも似たようなうんざりした話を数時間にわたってやった事を思い出して、通信キャリアへの苦言とさせて頂きます。

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事の発端はこれです。

http://toyokeizai.net/articles/-/132414

>夏休みシーズン。リオ・オリンピックにおける日本人選手の活躍もあり、連日、明るいニュースが伝えられている。そんな中、ソーシャルネットワークで情報が駆け巡り、批判対象となった企業が謝罪と対策を発表するという出来事があった。ツイッターやフェイスブックを日常的に利用している方なら、IT機器販売チェーン店「PCデポ」から高額請求を受けた男性の怒りのツイートを一度は目にしたのではないだろうか。

>80歳を越えた高齢の独居老人がパソコン修理の依頼時に毎月1万5000円の支払いが伴うサポートサービスを契約。状況を知った家族が解約を申し出たところ、20万円もの高額な解約料を請求されたという。交渉のうえ、10万円まで減額されたとのことだが、年寄りを誤認誘導して売り上げを立てたのではないか?との疑いもあり、高額な解約料とともにPCデポに批判が集中した。

>この事態を受け、PCデポの株価は17日終値で1038円。14日に前述のツイートが拡散して以降、15日から3日間で3割近く値を下げた。17日夜に対応策を発表し、18日にやや値を戻したが、今日19日は再び値を下げている。

 

で、この老人が契約した「ファミリーワイドプラン」が何かを調べてみました。

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でもってPCデポが出してきた「お詫び」の添付資料として今回の契約に類似していると思われる契約例が掲載されており、これによると基本料金は5500円にも関わらず、要らんサービスが山のようにセットで突っ込まれており、これにより税込み14245円という超高額サービスにされています。

ちなみにiPadはリース契約で、何故か本人は本体を持っておらず物は行方不明という不可解さ(リース品の紛失扱いで買い取らせるのが目的か)。さらに悪名高い光回線契約も叩きこまれているという外道ぶり。パソコンの修理を持ち込んだのですから、回線は既に引いてあるだろうに・・・

PCが詳しくない人向けのサービスとして、こういった利用サポートサービスというのは別にあって構わないですが・・・流石にこれは酷すぎます。

他にも1TBのHDDを5Tと表記して販売、ただその実態は「1TB+4TBのクラウドストレージサービス(しかも年会費有料でデータ保証なしという鬼畜ぶり)」

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ただのLINEのアップデート通知を「セキュリティリスク」と煽って集客する情弱向け商法や、設定変更をお願いしにPCを持ち込んだ80台の女性が故障も何もしていないPCが故障だと言い張られて修理代として8万円請求されたとか。悪評には暇が有りません。

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昔松戸で使っていた時は、BIOSを飛ばしてしまったマザーボードを数千円でリカバリーしてくれたりと、比較的特殊なことに対応してくれるマニアな業者というイメージでしたが、今や情弱やお年寄りからいかに金を毟るかに特化したビジネスモデルに変貌している模様です。

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ビジネスモデルをただの物販から悪徳サービスに転換してから業績は右肩上がりで株価jも青天井だったのが、今回の件が発覚して一気に3割ダウン。

慌てて被害者の家族に謝罪の連絡を入れるも「不愉快な思いをさせたことは謝罪する。」「契約には正当性がある。」「解約料も適正」「消費税も適正」「ⅰPADは渡してある。父が使用したログも残っている」と大変斜め上な謝罪で逆に怒りに油を注ぐ結果に。

まー数値至上主義で現場に違法ギリギリの強引な営業を指導していた経営陣が元凶なのかと思いますが、それにしてもこの手の情報産業系サービス業の強引さと悪どさは何処へ行ってもうんざりです。

 

更に東洋経済の記事ではこう指摘しております。

 

>もっとも、問題の根っこはPCデポだけにあるのではない。

>情報系機器販売のビジネスは、直接的な物販からサポート、修理、通信などのサービスに軸足を置くようになってきている。大手量販店が自社ブランドの格安SIMに取り組む理由も、ビジネス形態の変化を示している一事例だ。古くは低価格ノートパソコン「ネットブック」が流行した頃、通信サービス契約とセットにすることで、見かけ上の価格を安くする手法が多くあった。

>携帯電話端末の販売においても、似たような事例は掃いて捨てるほどある。iPadが登場して認知を得てからは、タブレット+通信サービスや通信機能付きフォトフレーム+通信サービスを他の商品と組み合わせて売るといったやり方はこれまでも散見されてきた。

>さらにスマートフォン時代に入ってアプリ内課金や月額契約料が追加で必要なサービスがアプリインストールだけで可能になると、オプションサービスを強要するだけでなく、特定のアプリインストールを条件に端末割引きを行うなどの方法で、“チャリンチャリン”とお金が落ちてくる仕組みを多数組み込んでおき、その分、端末料金を割り引くといった販売方法が採られてきたことは、ご存じの読者も多いだろう。

>問題の根っこにあるのは、サービスという目に見えにくい商品にさまざまな要素を混ぜ込んで誤認を誘い、契約期間の長さでコスト回収を行う手法が、業界の中で広く根付いて、売り上げを上げる方法として成熟してきていることにある。

 

我が家では元々移動通信媒体としてWiMAXを奥さんとの二台持ち(オプション契約を使うと格安になる)で使っていた我が家ですが、WiMAXが2+になってから「機器追加オプション」が無くなって個別契約化して割高になり、なおかつ地下鉄や会社での電波の入りが壊滅的なレベルに悪化。au回線利用オプションを使えばまー使えるのですが、そうすると超割高になって意味が無い。

回線状況についてはWiMAXの停波までには基地局をWiMAX2+に切り替えて改善するだろうと見守っていたのですが、1年を過ぎても全く改善されないので苛ついてきまして、更にNTTとDOCOMOがセット割りを始めたことによって、通信料金の合計額がWiMAX+NTT光より安くなる(二人分の携帯+インターネットで12000円台)事が確定となり、違約金を払ってでも乗り換えたほうが安いという結論になり乗り換え。

が、お盆の空いている時を狙ってDOCOMOショップに行って、待ち時間なしで手続きを始めたのですが、もううんざりするほど時間が かかる かかる かかる。

時間がかかる最大の原因は「いらないオプションサービスの押し売り」「やたら高額なプランのゴリ押し」です。家では無線LANを使用していますし、LTEでは動画は見ませんし(エンコした録画をmaikuroSDカードに入れて視ることはある)二人で大体月間5~6G程度しか使わないので、旅行時の突発的な利用量が増える事を考慮しても10Gの契約でパケ繰越をすれば良いという計算なのに15Gをゴリ押ししてくるわ、色々なサポートサービスやら何やらをごちゃごちゃうんざりするくらい冗長な説明をして契約させようとさせるわ、最初から音楽やらストリーミングやらの月額有料サービスをたんまりスマホに仕込んでくれるわ(また解約操作がクソ面倒なのが苛つく)Dマガジン以外不要なサービスはいらんわ!(DマガジンはNewsWeekとVERYを読んでいるだけで余裕で元が取れますので超優秀サービス、どういうチョイスだという突っ込みは無しで)

とりあえず親父や義実家には「絶対にPCデポは使うな!」とだけきつく言い含めておく必要がありそうです。

PCデポの詐欺的高額サポート料金炎上事件で思ったこと” への7件のコメント

  1. 分不相応なけいやくをしちゃう老人は準禁治産者でいーんじゃないんですかね。禁治産者ほどじゃないけど、契約能力ありませんよって看板でもかけておけって言いたくなるね。
    ウチの親爺みたいに、「ナニそれ美味しいの?」「1個200円の桃くらい美味しいの?」ってすっとぼけた応対をオススメしますよ。たいがいのせぇるすまんは引き下がります。 ちなみにこの老爺、桃でも1個120円に値下がりするまでガマンだーとか言い張って買わないヒト。

    • うーん、ITを生業にしているおっさんでもうんざりするような雑多なオプションを数時間かけて勧めてくるようなインフラサービスは、クーリングオフをもっと強化して高額解約料を取れないようにしてもらいたいですね~

      なお、私は桃よりコストコの一個100円以下で買えるネクタリン派です。

          • そこまで甘いと「甘ったるい」になるな。少々値は張っても白桃のほうが好き~

  2. こんにちは。いつも楽しく拝見しています。
    携帯3社もデポと同じように契約系がヤバイの多いですね。

    強制ですか?
    という言葉を使わないと何でもかんでも変なサービスつけてきますからね。
    録音しながら強制ですか?と聞くとかなり効果テキメンでした。

    • NTTだとD系のサービスに最初から強制加入なのが物凄くムカつきますね。
      30日以内無料で解約できますから!と言われてもその解約がクソ面倒なので殺意を感じます。

      ちなみに、PCデポの続報として本来はITリテラシーの低い人向けの便利サービスという趣旨でできたサービスであったのが、イケイケ派の取締役が数値至上主義で各支店に「何でもいいから数字を出せ!」と檄を飛ばして無茶苦茶やったのが原因の模様です。

      穏健派の役員が退任してからこの取締役がやりたい放題やったらしく、現場からの評判も最悪の人間らしいです。ま、これで失脚してくれればマシになるのでは。

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