膝相的結婚相談室 その8

HS

【相談】

 私は男性を信じることができません。怖いというより、嫌い。話をしてもつまらない、頼りにならない、といった感情です。

 東日本大震災の影響で不安が募り、若い男女に結婚志願者が増えているといいます。私はそれを聞き、「なぜ?」と思いました。知識を得ていけば、男性に求めなければいけないことなどそれほどないのではないかと思ってしまいました。

 昔の日本男児だらけの日本であればそうは思わないと思いますが、現代男性のように打てば崩れる人たちに何かを求めようとは思えなくなってしまいました。現在お付き合いしてくれる方がいますが、全くと言っていいほど普通のコミュニケーションを取ることを自分で制御してしまいます。 

 頼りにできない人間と結婚という形を取るのか、尼さんになることも手なのかもしれない。この状況を打開できる方法を教えてください。(静岡県 30代女性)

【回答】

 男性に対する期待値が異様に高いため、自縄自縛で苦しんでおられる。それが、文面を拝見しての第一印象です。

 男性に対して端的に興味がない人は、わざわざ「嫌い」とも感じませんし、「打てば崩れそうで頼りないからダメ」と、ことさらに否定したくもなりません。

 「自分を楽しませられるよう、会話をリードすべきだ!」「頼りがいがあって、ただ一方的に自分を守ってくれる人であるべきだ!」。そうして幼児みたいに庇護されたい欲望を持っておられるがゆえにこそ、それを満たせない現実の異性に嫌悪感を抱かれているのでしょう。

 けれども、よくよく考えてみれば、「頼りにできない人間と結婚かあ…」と迷っておられる傲慢さ以外に、いったいご自身は相手に何を差し出しているのでしょうか。

 かつての「日本男児」ですら、徹底的な男尊女卑の特権を得ることといわば交換に、女性を庇護していたのです。現代のように男女平準化した時代に、何も差し出さずに「ただ勇ましく庇護してほしいよー」と駄々をこねても、そんな人を心から愛し守ろうと思える聖人君子は、この世にいません。

 ご自身の陥っている状況を客観視するには、反対側から考えてみるのが役立つかもしれません。すなわち、「近頃の女性は、女らしいおしとやかさも、かれんさもないから好きじゃない」とスネている男性に対して、あなたはやさしく、ないしは女らしく振る舞おう、という気になるでしょうか。

 「他人の過ちを大げさに取り上げることにより、イカサマ師は自分の過ちを見えなくしてしまう」とは、『法句経』に残る釈迦の言葉です。

 「頼りがいのある男性に出会えないのは、自分の性格ゆえでは?」と、視線を180度転回してはいかがでしょうか。

■回答者・小池龍之介

月読寺(東京都世田谷区)住職。32歳。最新刊に『3・11後の世界の心の守り方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

 

見事な切り返しですね :-)

「白馬の王子様・ナイト様願望病」って感じですか。

・男らしさ

・頼れる(経済力込みで)

・女子会的な話ができる相手

を兼ね備えた相手でないと腰が引けて深く付き合えない?

見事なタラレバですねー

そもそも、今日びの大和撫子は「女らしくも男らしくも都合の良いように使い分け、ダブルスタンダードで生きている」訳でして、一方で男は常に「男らしくある事を要求される」のが歪みの根源なのかと思います。その分女性には生き方がどっちつかずで中途半端になりがちで、独身での加齢による社会的立場の悪化や、家庭に入っていたとしても家族という名の拘束や仕事との両立、離婚+貧困といった「不自由度の高さ、不安定さ」という、若いうちは気づきにくいリスクが有るわけです。

つまるところ、現代の日本においては、女性は若いころには大変有利な立場であるには違いないのですが、加齢や離婚といったリスクを考慮するとどんどんジリ貧になるポジションにあると言えるでしょう。

さて、相談者の方は大変20台を有利な条件で謳歌したように伺えますが、正直リスクが相当上がり始めているお年である事を自覚されたほうが良いかと思います。

「生きるために我慢してでも相手に迎合する」位の覚悟が持てないなら、いっそ一人で最期まで完走する覚悟を持って生きるべきでしょう。

膝相的結婚相談室 その8” への5件のコメント

  1. にじぅだい前半のアドバンテージを活かしきれなかったオンナは、婚活戦線では「いきおくれ」のヒトコトで燃えにくいゴミ送り。以上。
    (これじゃみもふたもないかな?

    • ただ、20代前半で結婚はあまりお勧めできない(周りを観察した感想としてはお互い未熟なままなので、旦那や奥さんが暴君化したり価値観が合わずに離婚率高し)ので、後半になって現実を見つめられる辺りがお勧めです。

      • にじうだい前半は経験値稼ぎの狩りでもいいかと思います(おっちゃんの余裕)が、アドバンテージは活用すべきかと思います。

        • 今日会社の20台中盤の女子どもと納会で話しましたが、地方出身の子は地盤がこちらに無い分、東京で世帯を持つのは色々厳しい気がしました。

          地元に戻りたいとは言っていましたが、地元の支社にはさほど求人もない社内的な理由もあって、首都圏でたらい回しにされるか、大阪か名古屋に投げられるのが関の山という辺りが現実なのでしょう。

          • ある程度、実家なり出身大学なり、地盤というか地縁のあるところで所帯をもつのがいいぞー
            カイシャなんてすぐに切れるようなものは縁というには弱すぎる。 地方出身の女の子は、相馬眼をよく養って東京のイイ男を捕食する以外にうまい嫁入りはできないでしょうね。

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