モラハラ親の相談に乗ってみた ケース2 「脅迫・暴力・暴言トリプルコンボ親」

【相談内容】

私の親もモラハラです。行きたくない大学に行き、興味もない学部だったのですが、3回になってなりたい職業が決まり、勉強しつつ自分で生活をしたいと言うと、親はそれが元彼のせいだといい、元彼の居所などを調べ、脅してきます。元彼とは全く関係がなく、出来ればもう関わりたくないのですが、お前のせいで元彼がどうなるかわからない、などと脅迫してきます。帰ればまた父親から暴力暴言の嵐があると分かっているので、出来れば帰らずに説得したいのですが、どうすればいいでしょうか、、。

【回答】

ここ数年私も親族間のトラブル、特に親のカス極まりない行為に頭を悩ませており、弁護士に相談したり行政書士の勉強をしている中で得た知識をベースに解決法を提案させて頂きます。

まず、要件を最初に整理しておきたいと思います。

・相談者の父親の暴力暴言が酷い

・相談者は大学3回生で実家を離れて一人暮らし中?

・興味が無いのに親の意志で入学させられた大学を中退して?働きながら?資格を取って別の生き方を模索したい?

・父親は元彼を脅迫して相談者の中退?を阻止しようとしている

・元彼からの苦情?が来て参っている?

 

以上の要件を仮定条件として話を進めさせて頂きます。

とりあえず家庭内の暴力と元カレへの強迫行為は分けて当たるべきでしょう。3回生という事はもう成人されているかと思います。ならば親は保護者でも何でもありません。つまり本人の意志で引っ越してアパートの賃借契約を結ぼうが就職しようが自由な立場にあります。親御さんから元カレへの脅迫行為は内容次第(恐らく今回の脅しは身体の安全を脅かす事を示唆しているのでギリアウト)ではありますが、録音・録画・手紙などの証拠を取っておけば、元カレは脅迫ないし強要で被害届を警察に提出する事が可能な立場にあります。法律的には親御さんのほうが不法行為を働いており、弱い立場にある事をやんわりと匂わせるのが効果的なやり方かと思います。ただし、たとえ被害届を出したとしても警察も場所によっては民事不介入を理由に仕事をしたがらないので、その場合は後述の調停(この場合は民事調停)を行うしかないでしょう。

 

次に相談者への暴力については家裁に調停を申請するという方法があります。

今回のパターンですと家裁に「親族関係調整調停」を申請すれば親族間の迷惑行為に関しての話し合いを裁判所が取りまとめてくれます。

http://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/tetuzuki/syosiki02/

http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/M11-3.pdf

申請には切手代と印紙代が2200円程かかりますが、申請をすれば親御さんのお住まいの地域の家庭裁判所(元カレの場合は簡易裁判所)から親御さんに出頭命令が下されます。普通の人なら驚いておっかなびっくり裁判所に来ますし、大体そこまでやられると調停の現場でも大人しくなって裁判官と調停員の前で自分の行った行為を正直に話すことが多いようです。

もし、調停の場で暴力行為を否定するなど偽証をしてくる可能性が高いなら、暴力を受けた際の録音や録画を証拠として用意しておくことや、日記に「X月X日 実家のリビングにて父より頭部を殴打された、死ね!と暴言を吐かれた」など詳細を書き留めておけば証拠となり得ます。あざや傷が残るような暴力を受けているのであれば、診断書を医者から貰っておきましょう。

まー一番簡単なのは、電話で録音しながら過去の暴力行為に関しての話をし、X月X日の暴力暴言強迫行為を理由に帰省したくない、会いたくない旨を伝え、親御さんから「今回はやらない」などの言質を取ることでしょう。そうすれば過去の暴力行為を認めた証拠となります。

調停の申請内容は「暴力及び知人(元カレ)への強迫・強要行為の禁止。(休学?退学?と)就職への妨害行為禁止と学費、養育費の返還請求の禁止、及び、今後これらの違反行為を行った場合の接近禁止と違反金の設定」辺りですかね?細かい要件はわからないので、役所の無料法律相談などを活用されて内容は詰められれば良いかと思います。

調停が完了すれば調停調書が作成され、これに反する行為を親御さんが続けた場合には、違反金徴収の強制執行を申し立てることができる上、弁護士を立てて家裁に接近禁止命令を求める裁判も申し立てられますし、裁判の勝率もかなり高まります。ただし、親御さんが相当アレな方の場合は調停の場で暴れたり出頭を拒否して直接押しかけて暴力に及ぶなどの行為に及ぶ場合も想定されますので、相手の危険度を見てどうするかは判断されたほうが良いでしょう。敢えて挑発して暴力沙汰に持ち込ませて警察にドナドナしてもらうという捨て身の技もありますが・・・危険すぎるのでとてもお薦めできません。

ちなみに調停はかなり広範なトラブルに関して受け付けてくれるそうなので、積極活用をお勧めします。

若干不安を感じるのは、大学中退後の生活ですが、そこはまー自己責任で頑張ってくださいとしか私には言いようがありません。精神的に参っているので、立て直す時間が欲しいと親御さんに言って休学し、その間に働いてお金を貯めてから一気に引っ越し+絶縁というのも選択肢だと思いますよ。どうせ絶縁するなら経済的に脆弱なうちは利用できるものは最大限利用したほうが良いでしょう。この手の親に対しては遠慮は無用です。どうせ何をしても罵声を浴びせてくるのですから。引っ越すとなると何だかんだで30万円ほどかかりますしね。

あとは調停調書を役所の戸籍課に持ち込んで、家庭内暴力の実績を示して親が引越し先を突き止められないように手続きをする事もお忘れなく。

最後に、こういう毒親は関わり続ける限り、死ぬまであらゆる妨害行為を子の人生の節目節目でやらかしてくるので、とっとと縁を切ることをお勧めします。私の場合は親が結婚と祖父母の介護の際に関して相当な事をやらかしてくれ、さらに現在進行中なので、死んだものと思って法を駆使して絶縁するのが一番賢いと思います。

お陰様で私は結婚式すらやれませんでしたから。

ということで大変な戦いになる事かと思われますが、ご健闘を祈ります。

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モラハラ親の相談に乗ってみた ケース2 「脅迫・暴力・暴言トリプルコンボ親」” への2件のコメント

  1. まだ進行形だったんですか。。。
    マッキー癌で早々にお引き取りという天の配剤は期待できませんかね?

    • うーん 死ぬ死ぬ詐欺なのかどうかは未だ判らず。あと1年以上引っ張ったら調停を仕掛けてみてもいいかなとは思いますが・・・

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