【読書感想文】酒鬼薔薇君こと中年A(32歳)のポエムを読んでみたよ その2

中年A

後半は主に彼が社会復帰するまで~苦悩の日々~執筆に至る経緯を綴ったドキュメンタリーです。前半のポエムとはうってかわり、ほぼ時系列に添って淡々とどのような生活をして、どのような苦悩をしたのかという事を記述しております。

どのようなプロセスで、これら重大事件を引き起こした少年が社会復帰するのかというのは、あまり語られることのない分野の話ですし、特に本人の体験談として記述されている事は大変貴重な資料と言えるでしょう。

さて、簡単にどのようなプロセスで彼が社会に復帰して過ごしてきたかについてまとめてみました。

まず、仮退院後、社会復帰のためのトレーニングが行われます。これは長期収容の受刑者に対し刑務所出所前に行う「釈放前教育」とほぼ同じ内容のようです。具体的には電車の切符の買い方、買い物の仕方、携帯電話など、収監中に普及した新機材の使い方等を学習するようです。

付き添うのは刑務所なら刑務官ですが、少年院の場合は保護観察官が付き添います。彼の場合は事が事ですので、ビジネスホテルを転々としながら一月かけて三人の保護観察官に囲まれて社会科見学をじっくり行いました。

そ の後更生保護施設へと移送され、里親となるY氏の元に移動するまで一月ほどここで仕事を探して自活する準備を整えます。最初に派遣会社に登録しようと面接 に向かった所、道に迷ってしまい会社に辿りつけず、「今から家を出ます」と嘘の電話を会社にして面接をわざと断られます。ウソを平気でつくのはサイコパス の特徴・・・とも言えなくは無いですが、保護観察官には正直に報告し慰められます。

その後は順調に派遣会社に登録され、日雇いバイトでお金を稼ぐようになり、順調に社会復帰の第一歩を・・・踏み出せませんでした:cry:

保護施設の入所者に酒鬼薔薇だと顔バレしてしまったからです。フ○イデー凸(`Д´メ)FUCK !!

SAKAKIBARA

最初に入所を打診した保護施設も、殆どが「マスゴミバレの際のリスクを受け入れられない」という理由で断られたという経緯もあったので、即施設より退避しウィークリーマンションに移動。

結 局元の施設の離れに住んでもらい、そこより保護官の指定した廃品回収の仕事をしに行く事となります。そこでの仕事は身バレする事もなくうまく行き、順調か に見えたのですが、サイコパスの片鱗が見えてしまう些細な事件が起きます。仕事の休憩時間に定食屋に入った際、注文をする前にトイレに行ってしまった酒鬼薔薇は、同僚のおっちゃんに「注文前にトイレに行くと待ち時間が長くなるし定食が出てくるタイミングがずれるぞ」と言われ「何で合わせないといけないんですか?」と真顔で答える。

他人との協調や同感が極めて難しいという特性

純粋な混じりっけのないサイコパスの思考です。

その後里親であるY氏の元に移動し、日雇いバイトで稼ぎながら、自立するための正規雇用の仕事を探します。学歴が(恐らく)中卒しかないため、就職には苦戦したようですが、プレス工場への就職を何とか果たし、Y氏の元を出て一人暮らしを開始します。

手取り17万円程度で家賃も3万円、食事は冷凍食品とカップラーメンで済まし、タバコも酒も博打もしないで毎月10万円は貯金。暇な時はジョギングやアクセサリーデザインのスケッチをするという健全でストイックな生活を始めます。

ただし、そのデザインが、心臓に矢が刺さったものや、蜘蛛の巣に捕らわれた蝶や、眼球やムカデをモチーフにしたものとか、元快楽殺人者のデザインセンスとしてはコメントに困るような代物ばかりというのが・・・

そんな彼のデザインセンスですが

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犯行当時酒鬼薔薇君が描いたバモイドオキ神

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小学校の時には脳みその粘土細工を作り、それに無数の刃物(恐らくカッターナイフ)を突き刺したオブジェを作成したという実績があります・・・ :-(

 

そんなこんなで働いているうちに、突然一回り遅れた尾崎病が発症、流石に盗んだバイクで走り出しはしませんでしたが、今まで国の監視下に置かれて生活していたことに対する反発が首をもたげ、会社を辞めて放浪の旅に出ます。

この旅の話の途中で古谷実の「ヒミズ」や「ヒメアノ~ル」の素晴らしさを語り始めるのですが

ヒミズ→母に捨てられカネをせびりに来た親父をぶっ殺して最後は拳銃自殺という絶望感がたまらん

ヒメアノ~ル→登場人物の人を絞殺する事にエクスタシーを感じる森田正一という殺人鬼について熱く語る

・・・ :-o

で、更にこの森田なる殺人鬼キャラは大阪姉妹殺害事件の山地悠紀夫と僕を合体させたようなキャラで云々と山地悠紀夫について語り始めます。

特に山地悠紀夫が死刑判決後、弁護士権限で上告をした弁護士に上告・上訴の取り下げについて送った以下の文面の手紙に大きく共感しておりまして

「私の考えは、変わりはありません。上告・上訴は取り下げます。

 .この意志は変えることがありません。判決が決定されて、あと何カ月、何年生きるのか私は知りませんが、私が今思うことはただ一つ、私は生まれてくるべきではなかったという事です。

今回、前回の事件を起こす起こさないではなく、生そのものが、あるべきではなかった、と思っています。いろいろとご迷惑をおかけして申し訳ございません。

さようなら」

彼は山地が敢えて憎しみを買うように露悪的な態度を取り続けたのは、コミニュケーション能力に大きく欠けた山地悠紀夫の弱さと正気と救いのない「絶望」を覆い隠すための「擬態」であったのでは?と論評しています。

私としましては、この段落を読んで、彼もまた「他人と交流できない」「社会に溶け込めない」という「絶望」の中に浸っているのだろうなという心情は理解出来ましたが

サイコパスに関する理解を深めるにつれ

サイコパスが社会に溶けこむには、己の力で全てをコントロールできる悪の帝国(カルト教団やブラック企業等)を築く以外どうやっても無理

なのではないかという思いが深まりました。 :-(

結局彼の放浪の旅は資金が50万円を切った所で取りやめとなり、身元を余り問われない解体業者の契約社員として働くようになります。こういう底辺職は過去を余り 詮索しないという暗黙のルールがあり、同僚にはムショ上がりである事を自慢するような輩も多くいて、ある意味お似合いの職場であったとは思うのですが、 リーマン・ショックが襲来してきてあえなく解雇。

なお、解体業者勤務期間の余暇は殆どペーパークラフトの製作に没頭していたらしく、彼の文言を信じるのであれば、相当な腕前まで技を上げたようです。物を作っている時には無心になれるのが理由だそうですが、確かにそれは同意です。私もそういう性質ですし。

失業後は暫くは簡易宿泊所+日雇い生活で漂流するも、薬物騒ぎや喧嘩が絶えないあまりにDQNな底辺環境に耐えかね、結局より安定した職業に転職をする事を目指します。

こ の時点で、彼が持っている資格は少年院で覚えた溶接技術のみで、この技術を使うことに彼は非常に嫌悪感を持っていたのですが、もう後がないと思った彼はな りふり構わず就職活動に取り組みます。その結果溶接工として機械部品メーカーに採用され、再び安定した生活に戻ります。

ここでは数年間真面 目に黙々と誰とも殆ど話さずに働きます、同僚のDQNとの諍いから人間関係がこじれたりしながらも、自分を慕ってくれる真面目で純朴な中国人の後輩ができたり、保証人になっ てくれたり色々気を使ってくれてた先輩と仲良くなったりと、徐々に安定した生活を勝ち取れそうになったのですが・・・

結局サイコパスには密な人間関係の構築は無理でした

・何か深刻な問題を抱えているのでは・・・と察した先輩が新築マイホームに招待

→マイホームと幸せな家族(特に子供)の姿を見て猛烈に気分が悪くなり耐えられなくなって逃げ出し、先輩と口もきかなくなり絶縁

・中国人の後輩が故郷の家族に送りたいから記念写真を撮らせてと言ってきてハイチーズ

→激昂してカメラをもぎ取り足で粉々に破壊

 

結果、2012年冬に工場を退職。

その後は日雇い生活に逆戻り。

同時に中二病ポエムの執筆開始。

 

そして幻冬舎にポエムを持ち込む

→あまりにも危険な代物のためアウトロー属性のより強い太田出版を紹介される

→猛烈な批判と出版差し止めの要求が各方面から出される

→太田出版、情け容赦ない無慈悲な出版を決行

→遺族や世間から更なる猛パッシング

 

というあまりにも救われない経緯で世に出された作品がこの「絶歌」な訳であります。

 

さて、サイコパスの発生率は東アジアで1%台、欧米では4%台と、特段珍しい病理では有りません。一学年に一人か二人は相手の話を聞かずに悪さや暴力行為をしでかしまくる鼻つまみ者がいるでしょう。そういうのがサイコパスなので、普通は特に気にする必要は有りません。

さ

ただの鼻つまみ者で済めばまだいいのですが、ここまでの事をやってしまうと、もはや社会が受け入れる余地が殆ど無いのも事実なのでしょう。

つまるところ、彼が今後どうすべきなのか、世間はどう元サイコパス快楽殺人者と向き合っていくかというのが一番重い課題だと思います。

私なりに考えはあるのですが、色々コメントで頂いた情報などから、私の考えにかなり近い専門家の意見がありましたので、一部引用させて頂きます。

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<神戸児童殺傷事件> 元少年Aの手記『絶歌』を犯罪学の視点から読む 小宮信夫

http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/8fa3501a278508d57caf60a655413696

■元少年Aは更生したのか
とすれば、母親が「社会的絆」であり続ければ、ダークサイドに再び落ちることはないかもしれない。性的サディズムについても、少年院を仮退院する際、法務省は「治癒した」と発表した。ただし「絶歌」では、死から異性への嗜好の転換は確認できない。
自尊感情(自己肯定感)については、罪悪感によって低下しやすいので、少年院での贖罪教育がどう影響したかは微妙だ。もっとも、手記の出版は自尊感情を高 めた可能性がある。元少年A自身も、「僕が最後に行き着いた治療法が文章だった」(p.281)とか「書くことが、僕に残された唯一の自己救済」 (p.294)と述べている。
問題は、他者への共感性である。「絶歌」では、「もう二度と人を傷付けたりせず、人の痛みを真っ直ぐ受けとめ」(p.283)と書いておきながら、「本を書けば、皆様をさらに傷つけ苦しめることになってしまう。それをわかっていながら、どうしても、どうしても書かずにはいられませんでした」(p.294)と述べている。これでは今回もまた、他者の心情よりも自分の衝動を優先させたと見なさざるを得ない

いぇす、その通りです。セカンドレイプである事を自覚しながら衝動を抑えられずにやってしまったのは、大変危険性の高い行為、そして兆候だと思われます。

というか、根本的に彼のサイコパス的な性癖は何ら改善はされていないと思います。

■「絶歌」が及ぼす影響は
衝動を抑えきれなかったのは出版社も同じだ。出版の社会的意義を強調するなら、売り上げの一部を犯罪被害者支援団体への寄付金にしてもいいのではないか。
印税については、出版に反対する遺族が受け取るとは考えにくい。こうしたトラブルを回避するためには、裁判所が犯人に犯罪の果実(収益)を放棄させて損害 賠償に充当する制度の創設が望まれる(米国には「サムの息子法」と総称される同趣旨の連邦法と州法がある)。同様に、殺人犯のサイン入り写真や持ち物と いった「マーダラビリア(殺人記念品)」の販売規制も検討すべき課題だ。
犯人の手記は犯罪の抑止力になるという意見はどうだろう。「絶歌」でも、人を殺してはいけない理由を、「もしやったら、あなたが想像しているよりもずっと、あなた自身が苦しむことになるから」(p.282)と述べ、過ちを犯さないよう諭している。
この種の発想は、「スケアード・ストレート(恐怖の直視)」に典型的に見られる。これは、非行少年に受刑者の話を直接聞かせる反面教師的なショック療法 だ。しかし、米国での長年にわたる追跡調査の結果、非行少年がこのプログラムに参加すると再犯しやすくなることが分かった。どうやら、脅かすだけではか えって逆効果になるようだ。それよりも、物事の受け止め方や行動のパターンを変えるスキルトレーニングが再犯防止に有効であると報告されている。

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私が、「絶歌」を読み終わり頭に浮かんだのは、社会に馴染めず生活に困窮した彼は「マーダーラビリア(殺人記念品)商法」で食べていくのが本人にとって一番楽で幸せだというサイコパス的かつ短絡的な結論に到達したのではないかという、とても嫌なシナリオでした。

実際、アメリカではピエロ姿の篤志家兼業ホモ殺人鬼、ジョン・ゲイシーが獄中で描いた絵画がコレクターの間で超高値がついている訳ですし、彼としては刑務所から出れなくても、獄中で死ぬまで絵を描いて過ごせればそれで満足だったのではという気がしてなりません。

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彼が死刑確定後に吐いた名台詞

「俺はとんでもなく恐ろしい事をやったけど、いい事だってたくさんやっているんだぜ」

というサイコパス的発言と、「絶歌」で記述されている彼の自己陶酔発言を鑑みるに、中年Aの胸の中では、ピカレスクロマン(悪漢小説)の主人公のような悪のヒーロ像を自分に投影しているのではという疑念を禁じえません。

実際、彼は絶歌の後にフィクション作品を執筆したいという意向を太田出版に示している訳ですし、素性を知られていても安心な人に限定したやりとりで成立する商売をやりたいというのが彼の胸の内なのではないでしょうか。

例え今回の作品が原因で訴訟を起こされて裁判記録経由で本人の氏名住所が世間に知れることになったとしても、再び名前を変え、住所を変え、出版社の人間とだけ接触しながら生きていけばいいという考えであるとしたら・・・ フィクション作品であれば遺族が訴えるのも難しいという判断から「次はフィクション作品を出したい」という意向を示しているのであれば、あまりにも狡猾なやり口ではないでしょうか。

もしくは、開き直って新興宗教の開祖として収まるという線も考えられます。超絶な業を背負った悪のカリスマとして生きている教祖として開教したら、狂信的な信者が集まりそうなのがまた救いがありません。

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※バモイドオキ教団のシンボルは↑とか・・・ハーケンクロイツがモデルらしいですが。

最低最悪な結末ですが、彼の今回の出版騒ぎと中身を読み込んだ限り、夢物語とは思えない話かと思います。

彼の抱える闇は・・・果てしなく深く、黒い。 :-(

 

さて、酒鬼薔薇の審判を担当した井垣康弘・神戸家裁判事のコラムについての見解を前半で頂きましたので、私の見解と対策案をもって〆とさせて頂きます。

http://blog.goo.ne.jp/kanayame_47/e/53add85deefbef721e190c922d73ac16

少年法改正(厳罰化)に対する反対意見を申し述べるといった論調の内容なのですが、いささか読みづらい文章なので、要旨だけを抽出しますと

・少年犯罪に対しての厳罰化は、犯罪抑止にはならない

・厳罰化によって多くの少年を保護処分にせず逆送して法廷に少年を引き出すことによって更生をより難しくするのではないか?

・少年の更生に対しては更生教育の情報公開や、世間に理解されやすい更生教育のあり方をより充実させるべきである

・家裁の裁判官としては、厳罰ありきの原則を作られるのは大変業務上厳しいので見直しを求む

という内容です。

では、私の見解ですが

「原則賛成」です。

「更生プログラムを拡充して罪の重さにかかわらず、世間に復帰できるように全力でサポートすべき」というのは「原則論」としては正しいと思います。

ただし、私としては極端に短絡的な残虐性を伴う(強盗+)殺人や死体遺棄や死体損壊事件に関しては、サイコパスなり、発達障害の診断を綿密に行い、結果がクロであるならば、専用の設備での集中的な治療なり、それも無理なら終身隔離なりの方策を練るのが妥当ではないかと思います。

少年犯罪が加害者の情報のみ保護され、保護更生や矯正教育に重点を置かれるのは「未成熟ゆえの犯罪故に、将来的な更生の可能性が高い」事を見込んでの制度ですが、サイコパスや発達障害者の犯罪に関しては、現在の精神医療技術で治癒や無害化を期待するのは無理があると思います。

矯正教育の結果、中年Aはサイコパスとして現在どのような状況にあるのかと問われれば

「サイコパスのサイコパスたる特性は何ら矯正されていない」
「医療少年院で封印されていた異常性癖が再発しかけている」
「己の内なる欲望に負けつつある」
「今回はサディズムではなく、露悪趣味という形で封印されていた欲望が吐き出され始めている」

という感想を持ちました。つまり教育は「ある程度の押さえ込みと矯正」には成功したが、「根本的な治療とは言い難かった」というの私が感じた見解です。

 

彼を今後どうするべきかという事について、私の意見としましては

中年Aは、本人のためにも、被害者遺族のためにもこれ以上世に出してはならない存在だと思います。

その理由は

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犯行当時の宣言通り、彼は被害者とその家族をセカンドレイプすることによって「一人の人間を二度殺す能力が備わっている」ことを証明した。つまり、”当時から持ち合わせていた性質が何ら変化していない”と自ら宣言してしまった訳であります。

かと言って何の名分もなく刑務所や隔離病棟に叩きこむのは法治国家として大いに問題があると思いますし、他人の人権を踏みにじることに対し1㍉も躊躇しないサイコパスとは言えども、本人の人権は憲法で保障されています(ここが法律の限界なのだと思いますが)。

なので、少年時に猟奇犯罪を犯してしまい、世間から受け入れられない状態に陥ったサイコパスに対しては、、マーダーラビリア(犯罪記念品)で収益を得ることを禁止し、これに違反した場合、もしくは本人の希望があれば国の医療機関や研究機関で精神病質とサイコパスの矯正教育、犯罪学の研究素材として隔離するという制度でも作ったら良いのではと思います。

サイコパスの無害化は生きた素材を使いながら研究を進めるしか無いと思いますし、治療方法が確立すれば本人にとっても周囲にとっても社会全体にとってもプラスの作用をもたらすと思われます。また、本人にとっても緩く世間から隔離されることにより、生活の安定を得て他人との交流を最低限に抑えられるというメリットがあります。

被害者遺族の方としては納得が行かないかもしれませんが、元犯人が再度犯罪を犯した場合や、今回のようにマーダーラビリアで金儲けを企んだ場合のリスクを考えると、こちらの方が遥かにマシなような気がします。

 

私は事件当時、法曹関係者や学者が「少年犯罪」と「サイコキラー」を混同してしまま、少年法のありようについての論点にすり替えてしまった事が中年Aのような社会に害悪を及ぼす元サイコキラー、現サイコパスを世に放つ結果につながったのではないかと思います。

それでも人権派弁護士センセイはサイコキラーの人権を守る事に固執するのでしょうか。

最後に、後半のドキュメンタリーパートは普通に面白い作品でした。出版に至った経緯の部分は正直許しがたいですが。

もし、彼がどうしても執筆を続けたいというのであれば、少年院時代のドキュメンタリーを書いて欲しいと思います(矯正教育の妥当性やあり方を検証するという意味で情報がを展開する意味・意義はあると思うため)。一方で、「絶歌」前半のおぞましいポエミーサイコ文学は永久に封印されるべきかと思います

┐(´∀`)┌ヤレヤレ

【読書感想文】酒鬼薔薇君こと中年A(32歳)のポエムを読んでみたよ その2” への10件のコメント

  1. いぁ。。。これ以上ふつーの人の世界で生きることはできないよね。 こーゆーのでもヒトというんだろうか。

  2. この手のサイコ犯罪シリーズ、書くとSAN値がガリガリ削られて物凄く疲れます。
    そして何故かこの手の記事は大変人気がある・・・
    皆さんお好きなんですよねー。

    私もですが。

    彼が人かと問われるならば法律上は人でしょうが、世間は人とは認めないでしょうね。
    当時彼の判決を見て思ったのは「法は彼を赦しても世間は彼を赦すまい」という
    感想でしたが、そのとおりの結末になっているだけかと思います。

  3. 大変興味深かったです。
    彼にとっては他人の気持ち、社会の良心を踏みにじる事が快楽であり目的であって、今回の出版も、もともとの殺人と死体損壊さえもそのための手段でしかないのじゃないか、と感じています。
    幸せな家族が憎いんじゃなくて、それを踏みにじられた先輩の顔が見たい。
    カメラを踏みにじってやった後輩の顔が見たい。
    どんな表現手段を与えても、同じ目的のためにしか使わないと思いますね。
    長文失礼しました。

    • 正確に言うと
      他人や社会への迷惑をかけることに対しての躊躇の無さ、反社会性がサイコパス的な部分
      それに加えて彼はサディズムという特殊性癖を持ち合わせていて、
      そこが、一連の事件を引き起こし、今回の出版騒動を巻き起こした原因です。

      どちらにせよ、世に放ってはならない類いの人格だと思います。

      • こーゆーのでも野放しにしちゃう司法とは。。。
        酒鬼薔薇教団にも信教の自由を保証しちゃうのか?

        • 信教の自由は憲法にて保障されています!( ー`дー´)キリッ
          宗教法人の認可に関しては行政が抵抗できますがね。

          ま、オウム真理教亡き後アレフが宗教団体として生き残っているのがその証左かと。

          そう言えば、被害者男児の父が私と同じ感想を得たようです。

          土師淳君の父、守さん「息子は2度殺された」「匿名で出版ひきょう」
          http://www.sankei.com/west/news/150629/wst1506290010-n1.html

          • 中年Aの匿名は卑怯、という見解に決して反対ではありませんが、被害者遺族としてはリンチ、仇討ちをしたくなっちゃうでしょ。それにトラブルを起こす度に、正体がバレているとの由ですし。

  4. 中年Aの更正への道のりや社会復帰への状態は、書かれていた通りのドキュメントだったかもしれません。
    しかし、世間一般人が社会秩序を維持する為の尽力・努力と比較すれば、彼のサイコパスとしての苦しみ等は微々たるものでしょう。
    結局、Aには自らが殺した2人の命の重さを背負い続ける覚悟などはなから無く、本を出すことにより早く解放されたかった訳です。
    この男はシリアルキラーですから表現活動を認めてはいけません。
    公然と話す事・書く事を一切封じて監視し続け、徹底的に社会的に埋滅させねばなりません。

    • サイコパス的思考では
      ×「命の重さを背負い続ける覚悟がない」
      ○「命の重さを理解できない」

      ですね。

      本人に悪意があるかと言われれば「衝動的かつ露悪的な欲望」と「善悪判断能力の欠如」が原因なので、これまた微妙。

      現行の刑法で彼を縛るのはかなり難しいでしょう。その意味新しいサイコパス隔離保護制度を作るしか無いのかと思います。

  5. ご無沙汰しております。
    以前毒親の記事でやり取りさせていただいた者です。

    特に「中年Aはマーダーラビリア商法を目指す」の御意見が、その通りだと思いました。
    自分自身の精神の安寧のために、「絶歌」は飛ばし読みしか出来ていないのですが、私のような平凡人(奇しくも中年Aと同じ年)には物凄く理解できないところがありました。
    噂によるなら家庭を持っているAが、この本を出版することで自分の家族が遺族に報復をされないか、全く一顧だにしていなところです。
    自分の大切な者だけを守り、その他は顧みないのがサイコパスだと思いますが、彼が新たに築いた家族は心配じゃないのか、と。
    遺族の中に一人でも彼に近い脳の持ち主がいれば、一族郎党殺されて当然だと思うんですが…。
    やはり、サイコパスは「(ある意味)違う生き物」だと思うので、害のない形で隔離保護するというしゃも様のご意見に賛同します。

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