【書評】「レッド1969~1972」 2巻 [山本直樹 著]

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きのうはおたのしみでしたね

から二巻はスタートします。

今回は二巻の中で彼らが犯した罪とその量刑を並べてみたいと思います。

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・本屋で専門書を万引きし古本屋で売り飛ばす。

窃盗罪:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

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・自動車窃盗

窃盗罪:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

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・生活資金不足のため晩御飯のおかずを万引き、注意力と集中力の鍛錬に有効と言っている辺り罪の意識ゼロ。

窃盗罪:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

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・自動車窃盗+積載していた腕時計を窃盗。

窃盗罪✕2:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金

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・アジトに警官に踏み込まれた際、警官に熱湯をぶっ掛け、ボウガンを顔面に向けて発射し、バットで殴打し逃走を図る。

傷害罪:15年以下の懲役又は50万円以下の罰金

殺人未遂罪:死刑又は無期若しくは5年以上の懲役

公務の執行を妨害する罪(公務執行妨害罪):3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金

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・包丁とライフルで武装し「G作戦」という名のただの銀行強盗を働く。さらに行員ともみ合った際、包丁で斬りつけ120万円余りを強奪。

強盗致死傷罪:懲役6年~無期懲役刑

銃砲刀剣類所持等取締法違反:2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

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・銀行から逃走中に無謀運転のためスリップしガードレールに激突。さらに銀行から追跡してきたタクシーに車を当て逃げして逃走。

器物損壊罪:3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料

道路交通法違反(安全運転義務違反):減点2、罰金9千円

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そして追い詰められた彼らは閃いた!

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そうだ!山に行こう!

 

どうしてそうなる・・・ :roll:

ちなみに、二巻で彼らがやらかした犯罪の量刑を、法定刑(懲役)の最大値で合算していくと133年分となります。 :-o

なお、包丁で行員を切りつけてしまった黒ぶちメガネの岩木君(モデルは植垣康博)ですが、これだけやらかしても、懲役20年(しかもこの後も色々やらかす上に、拘置所で14.5年勾留されていたため、懲役期間は4.5年足らず)で釈放されて今ではスナックを静岡で経営し、子供までもうけてシャバライフを満喫しているようです。

いやぁ日本の司法って優しいんだなぁ~ :-D

まだ、この時点では、少々頭のおかしいエクストリーム・スポーツの部活みたいなノリですが、三巻辺りから盛大な内ゲバが開始され、完全なキ○ガイどもの狂宴と化していきます。

(続くかも)

【書評】「レッド1969~1972」 2巻 [山本直樹 著]” への4件のコメント

  1. 紅蹄疫おそるべし。。。
    感染して基地外と化したモノどもを一般社会に放つとこうなるのかぁ。

  2. 紅酊疫感染者を公費で養うのも20年が限度でしょう。平和な静岡でスナック・バロンを営んでおられるということは、他人すべてを呪ってただ刑務所で生きている終身刑の囚人や政務調査費にタカっているどこぞの県議会議員サマよりもはるかにマシでしょうね。

    • この「レッド」は植垣康博氏によれば絶賛物のドキュメンタリーだそうです。
      自身が主人公であるというのもあるのでしょうが、とにかく「全般的に中立的視点でリアル」なのが
      他の作品と比べて高い評価を与えている理由だそうで、私も読んでいて匂い立ってくるような
      狂気にヤラれそうになってきます。

      まー「権力」側も追い詰め方の拙速さがあったような気がしてなりません。
      アメリカみたいに司法取引をチラつかせて切り崩しを誘えばずっと被害は少なくなったでしょうね。

  3. 西独も1972年にミュンヘンオリンピックのテロの対処で失敗したし、公安ってたいへんだ。

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