大阪民国の鶴橋へ行ってきました その3

いよいよコリアタウンの中心部、鶴橋卸売市場商店街に突入です。

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一応アーケードになっているのですが・・・何か全体的に古くて暗いのと、意味不明にはためく万国旗が怪しさをブーストアップさせています。

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商店街から脇に入り大通りに出てみた所、約50mおきに韓国料理屋やキムチ屋が並んでいるのを確認。

正面にあった「キムチギャラリー」なるお店、どうやらキムチ製造業と食堂を兼業しているお店の模様です。店頭のワゴンにキムチが山積みに盛られています。何か手書きの求人募集が貼ってありますが

「AM7:00~PM6:00 月25万円 若い日本人男性活躍中」

日本語的には正しいのですが・・・なんと言うか言葉で表せない不安感を駆り立てる求人募集です

飲食店だと週休1日と考えて月26日労働として、一日10時間労働なら・・・時給961円位か・・・まぁこのご時勢だしねぇ。額面どおり貰えるのか、労働時間が本当にこの通りなのかは知りませんが(-_-;)

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と言う事で再び鶴橋卸売商店街に戻ります。

ちょっと行くとドレス屋がありまして、西大后の着衣みたいな異様な圧迫感を与える紫のギンギラギンのチマチョゴリが鎮座しているのに度肝を抜かれました(写真は反射光でうまく撮れず)。しかし、チマチョゴリは中国の影響をモロに受けているせいかド派手な刺繍や色彩に負けないデザインだと改めて感じます。

和服でこの色彩や生地のデザインをやったらまさに悪趣味なチンドン屋だなぁと、隣接した呉服問屋の和服の地味さを見て感じました。

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道中にあった町内掲示板を覗いてみると、大阪市清掃局がゴミの不法投棄にぶち切れモードに入っており、ハングルでデカデカと罰金や懲役刑について警告文を掲載しております。

ゴミの捨て方についてもハングルの案内文が出ている辺り、この街のコリアン人口の密度が半端ない事が窺い知れます。

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昼飯はアリラン食堂という地場の韓国料理店に入ってみました。

中は一見普通なのですが・・・TVで流れているのが韓国のBS放送だったり、在日韓国人団体(多分民団かな?)のイベント開催のチラシが入り口の所に大量に置かれていたり、東京のベタな韓国料理屋とは一線を引いた雰囲気です。

で、料理なのですが、軽くチヂミとビビンバを頼んでみた所・・・

いやぁ・・・

チヂミの値段がが高めだったからおかしいと思ったのですが・・・ええ・・・

巨大なパンケーキみたいなヘビー級チヂミがやってきました

あとおおかずが軽く八点ほどおまけで・・・(-_-;)

本場の韓国料理店ではサービスのおかず込み込みで色々出てくるんだ・・・というセオリーをここで思い出し・・・

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更にビビンバも結構なボリュームの物がガンっと出てきて・・・

いやぁ・・・死ぬ気で食いましたよ・・・

日頃は腹7-8分目位しか食わないようにしているせいもあり、やたら生地が重いチヂミとビビンバのボリュームに苦戦しつつも何とか完食。ちなみにチヂミは色々海鮮具材が盛りだくさんに入っていて美味かったですよ。ビールが欲しくなる味でした。ビビンバはまぁ普通かと。

大人数でワイワイと飲みにいけばかなり良い店だと思いました。恐らく韓国料理自体が仲間でワイワイと騒ぎながら飲み食いするという物なのかなーと思ったり。

いい意味で庶民的な文化に接する事が出来るお店でした。

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でもって食事後周囲の商店街を散策します。ニンニクとゴマ油臭いゲップが止まらない満腹状態で歩き回っているとリアル韓国人になったような気分になれます。

でもって目に付いたのが韓流スターショップ。原宿辺りのジャニーズタレントショップのような痛さと周囲の泥臭さが入り混じって特有の香りを演出しています。

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何せ売っている物が強烈でね・・・

ヨン様を始めとした韓流スタア(敢えてスタアと表記)の顔をベタベタにプリントした靴下とか・・・韓流スタアの顔写真が原色でプリントされた金属製の丸いバッチとか・・・日本だったら色々アレンジを加えてそれとなくタレントグッズと分かるレベルに落とし込むのが常道だと思いますが、ここは日本の昭和時代並に直球ストレートで勝負を仕掛けています

で、更に奥に入り込み、様々な韓流の食料品を売りさばいている細かい路地を見物してきました。

[videopop vid=”1235909239″ vtitle=”鶴橋商店街その1”]

写真じゃ凄さが伝わらないだろうと思い、動画を撮影してきました。

[videopop vid=”1235909272″ vtitle=”鶴橋商店街その2”]

しかし・・・まぁ見返してみるとこの前見た北朝鮮の闇市の盗撮映像みたいだ・・・

路地の迷宮みたいな細さと分岐の多さ、異様に薄暗く異臭とおっちゃんおばちゃんの喧騒が渦巻くアジア的ブラックマーケット、これが鶴橋卸売商店街です。

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↑は鶴橋で仕入れてきた食材です。左上→右上→左下→右下の順で

松の実

乾燥棗

乾燥朝鮮人参

韓国産唐辛子粉

乾燥クコの実

仕入れたお店の韓国人のおっちゃんはいい人でした。話し好きな人で、私が「韓国産の唐辛子粉が欲しい」と言った所「何に使うの?」と聞いてきまして、どうやら日本人はあまり唐辛子粉の需要はないらしくかなり珍しい客とみなしたようで「カレーとか辛味が欲しい料理用に、日本産の唐辛子は辛味がきつ過ぎるので」と答えたところ「韓国産の唐辛子は辛味が少なくて甘みが多いからねー」と上機嫌に唐辛子の解説を色々と。何でも取り扱っている唐辛子はおっちゃんの故郷で産出された唐辛子を1kg単位の大袋で輸入して、それを小分けにして売っているんだよとバックヤードからわざわざ唐辛子1kgの袋を持ってきて見せてくれたり、とか色々サービス精神旺盛なおっちゃんでした。

まぁー鶴橋は下手なアミューズメントパークよりもずっとエキサイティングで面白い街です。庶民のエネルギーを直に感じれるアジア的な良さを残した街だというのが私の率直な感想でした。

東京の上品に取り繕った街の姿に見飽きたならこういう混沌とした街をウォッチングするのもまた一興では。

東京のこの手の街も回ってみたいなぁ。

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