Erotischer Traum des Wolfes「代官脅迫!盟約者同盟たちの逆襲」

動画用に作ったコラの中から一部紹介。

狼の口の名シーンは淫夢のシナリオに置き換えられるってはっきりわかるんだね。

第一章「代官脅迫!盟約者同盟たちの逆襲」をお届けします。

黒塗りの高級馬車に追突してしまったお代官、引きずり出されて怖いお兄さんたちに囲まれる。

免許証を返してくれと必死に懇願するも、お代官のチャラい口調がヤクザの逆鱗に触れ「誰のクルルァ(車)にぶつけたと思ってんだこの野郎」更にボコられる。

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モルガルデンの戦い(史実)

動画作成のため英語文献を漁ってみたのですが「狼の口」とは随分違う模様。

元々スイス自体が山岳地帯で平地に乏しく、細々と畑作と牧畜をしているゲルマン系やケルト系の農民達が協同組合的なゆるーい連合を組んで生活しており、その隙間に修道院の直轄地やら零細貴族やらがぽつぽついるような土地だった。

ハプスブルク家もローマ帝国崩壊後の世界で発生したスイスの片田舎の零細貴族の一つに過ぎなかった。

が、時代は進み1200年頃にザンクト・ゴットハルト峠の街道が(通行権などの利権と引き換えに)地元民の手によって開通。山間の僻地であったスイスが一気にドイツ-フランス-イタリアを結ぶ交通の要衝に化ける。

この影響でスイス北部の零細貴族の一つに過ぎなかったハプスブルク家はザンクト・ゴットハルト峠の開通による流通の発展で急増した通行税で大儲けし、大貴族へと躍進する。

そんなこんなで急速に商業と流通の拠点として発展していたスイスのウーリー邦は、元々ホーエンシュタウフェン朝フリードリヒ2世 (神聖ローマ皇帝)の直轄地だった。

神聖ローマ帝国はカトリック圏の中世ヨーロッパ王国のゆるーい連合体で、選帝侯と呼ばれる選挙権を持った王の選挙によって選出された「ローマ王」がローマに出向き教皇によって戴冠されることによって「神聖ローマ皇帝」になる(ただしローマ教皇と対立しているドイツ王は地元で勝手に戴冠することもあった)という春秋戦国時代の「覇者」に近い象徴的な権威であった。

春秋戦国時代よろしく選帝侯同士がドンパチやるのも当たり前で、王家同士の権力闘争のシンボル的な存在であった点も覇者と類似している。ただし、覇者と違う点としては「強い王が選出されるとは限らない」という点がある。ここは権力が「王権」と「宗教」の多重構造であったヨーロッパならではの事情がある。

これは日本での「幕府」と「朝廷」になぞらえると解りやすいと思う。

で、皇帝になるには「選挙に勝ってローマ王になる」「ローマ王がローマに出向くorローマを支配下に置く」「ローマ(対立している場合は地元のカトリック教会)で教皇が戴冠してくれる」の3条件が必要なわけであり、2番目の要件を満たすには、ローマへの最短路であるザンクト・ゴットハルト峠の通行権は実質的な必要条件であった訳だ。

1211年にドイツ王に戴冠されたフリードリヒ2世は、イタリアや教皇勢力とドンパチをやっていたため戦費を調達する必要があった。そのためウーリーの自治権を質草にハプスブルク家から金を借りてしまった。

勝手にハプスブルク家にドナドナされたウーリーの住民は、交易で稼いだ資金で自力で自邦を買い戻し、教皇から離反し、皇帝を支持する代わりに強力な自治権のお墨付き(帝国自由都市の特許状:以下お墨付きと略)をGETする。ついでに隣のシュヴァイツ邦もどさくさに紛れて住民が皇帝支持を表明し、ちゃっかりお墨付きをGET。

シュヴァイツは一応ハプスブルク家の分家である教皇派のラウフェンブルク家の所領であったが、皇帝のお墨付きがついた事で、王手飛車取りでお墨付きを獲得して独立してしまった訳だ。

時代は下りハプスブルク家のルドルフ1世が神聖ローマ帝国皇帝に就任、婚姻を通じてラウフェンブルク家の所領をもルドルフ1世相続したため(ドサクサに紛れて独立された)シュヴァイツの領有権を主張するも、特にシュヴァイツを制圧するわけでもなく放置プレイの状態が続いた。

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亡命ロシア料理を作ってみた

これを通勤中に半分ほど読んで帰ったら、いつの間にか手が動いて亡命ロシア料理の「帰れ、鶏肉へ!」の章の再現をしていましたとさ。

【材料】

・鶏もも肉:2枚

・玉ねぎ:中2個

・ローリエ:2枚

・ブラックペッパーホール:適量(軽く一掴み程度)

・バター:一欠片(多いほうが多分美味しい)

・クレイジーソルト:お好み

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大阪民国の犯罪事情を調査して戦慄した件について

最近、在日犯罪や特権云々に関しての調査をしているのですが、調べれば調べるほど在日が悪いだの何だのという批判が的外れなのではないかという事に気づき、大阪民国で起きた凶悪事件(尼崎連続変死事件附属池田小事件)を調査しました。

その結果、関西の古都(京都・奈良・大阪)を覆うどうしようもない空気やスラム街的な価値観が根底にあることに気づき、心底戦慄しました。

いや、ここ数年の調査テーマの中で一番おぞましいです。コレ。 :cry:

で、今回のテーマの鍵となる言葉がコレです。

「ネポティズム」

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【読書感想文】逃げるは恥だが役に立つ【リアルでやるとどうなる】

うーん、話題になっていたので読んでみました。なお、1巻は無料で読めます。

この話は「契約結婚」という「恋愛」を排除した形での結婚生活の是非を問うというのがメインテーマになっている作品です。

主人公は森山みくり(25)大学院まで出て臨床心理士の資格を持つ才媛です。

就活失敗→大学院進学→更に就活難易度向上→派遣→派遣切り→自宅待機中の無職

というなかなか悲惨な境遇の不幸キャラです。

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【書評】レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ(1)

さて、今回は読むのも精神的にキツい「レッド 最後の60日 そしてあさま山荘へ」をレビューしていきたいと思います。

八巻で伊吹が総括中に意識混濁の中「すいとんすいとん」とツィードした事が発端で受けた凄惨なリンチの末殺されたところから本巻は始まります。

現在の総括対象者のステータスは以下の通り

伊吹  :リンチの末、死亡     
薬師  :リンチされた上、屋外緊縛プレイ
黒部(一):リンチされた上、屋外緊縛プレイ
高千穂 :総括中
天城  :総括中
磐梯  :総括中
神山  :総括中
岩木  :総括中

かくして薬師と黒部一郎は屋外で緊縛プレイされていました。

横でシュラフに包まっているのは、監視役の霧島です。

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「特攻の島」から読む帝国海軍のWWⅡ潜水艦戦略 その2

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その2では「特攻の島」に登場していた板倉光馬少佐(実在の人物)に昭和19年9月時点での状況を説明頂きます。

現状、帝国海軍の潜水艦は60隻に対し、アメリカ海軍は4倍の230隻と4倍近い格差がある状態です。なお、開戦時の潜水艦隻数は64隻戦時中の竣工が124隻戦中の亡失が131隻大戦中の損耗率は68.9%というのが帝国海軍の潜水艦戦の最終スコアとなります。

これは他の艦船と較べて悪いスコアなのか言われれば、実はそれほどでもありません。一番ひどいのは駆逐艦の77.6%、これは航空攻撃による物も多いのですが、本来潜水艦を狩るのが役目の駆逐艦の多くがアメリカ海軍の潜水艦の返り討ちに遭って撃沈されているのが特徴と言えます。

そう、帝国海軍は対潜水艦線が大の苦手でした。駆逐艦ですら旧式な音響探知装置(方位探査能力に劣る九三式水中聴音機)と貧弱な対潜兵器(18発しか装備していない上、爆発深度調整が三段階しかない旧式の95式爆雷)か備えておらず、駆逐艦の運用も開戦までは全速力で敵水上艦に突撃して魚雷の肉薄攻撃する事に特化しており、開戦後航空戦が主力なると艦隊の防空砲台として機動力を活かして爆撃や雷撃から全速力で逃げ回りながら空に向かって対空射撃するだけの存在になりました。空母や輸送艦隊と随伴して音を出さないよう静かに哨戒活動を行い、じっと聴音機に耳を傾けて潜水艦を狩るような任務はそもそも想定外でしたし、戦術や装備も終戦まで改められることはありませんでした。

潜水艦に与えた用途も戦術も戦略も全てが誤っており、終戦まで殆ど甚大な被害に対する戦訓を活かせず誤った運用を続け、その無駄に高度な乗組員の練度をすり潰してろくな成果を残せずに壊滅したというのが帝国海軍潜水艦部隊(第六艦隊)の実態であったのです。

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「特攻の島」から読む帝国海軍のWWⅡ潜水艦戦略 その1

佐藤秀峰氏の描く人間魚雷部隊の人間模様を緻密に描写したこの作品、親戚の潜水艦乗り→大戦末期に人間魚雷部隊に配属から還ってきたじーさまから以前話を色々聞いた事や、他の潜水艦乗り(伊56潜 元軍医 齋藤 寛氏、伊176潜 元艦長 板倉 光馬氏、海上自衛隊 あらしお元艦長 中村 秀樹氏)の著作などを読み漁り、当時の潜水艦戦略や戦術、日本の潜水艦の性能や特徴を考察する事にします。

最初に太平洋艦隊司令長官のチェスター・ W ・ニミッツが戦後に執筆した回顧録において

「古今の戦争史において、主要な武器がその真の潜在威力を少しも把握理解されずに使用されたという稀有の例を求めるとすれば、それこそまさに第二次大戦における日本潜水艦の場合である」(ニミッッの太平洋海戦史)

と書かれていた所から解説を始めたいと思います。

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【読書感想文】亭主元気でマゾがいい

今まで色々ヤバい作品を取り扱ってきましたが、今回紹介する「亭主元気でマゾがいい!」は「ヤバい」というよりも「奇書」に近いジャンルのマンガです。

簡単に言うと

「SM夫婦の奇妙な冒険」

です。

基本的にS(妻)M(夫)夫婦の日常生活を描いた日常物なのですが、読み進めるうちに魔法少女物やアメリカンヒーロー物のような”常人で非ざるが故”のカタルシスを感じるようになってきます。

:mrgreen: 変態だけど。

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1巻の冒頭は作者のりょう先生(S妻)の楽しいSM講座から始まります。

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「アンゴルモア 元寇合戦記」を読んで元寇の役の実態を調べた結果

↑これを読んで興味が湧いたのと、そういえば近年博多湾の海底調査で色々当時の武器や資材が揚がって研究が非常に進んだという話もあったな~と思い、調べてみました。

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